グルコサミン 膝の痛み用語集

グルコサミンはムコ多糖類の一種で、グルコースにアミノ基 (-NH2) が付いた代表的なアミノ糖であり、正式名称を「N-アセチルグルコサミン」と言います。動物の皮膚や軟骨、カニやエビなどの甲殻類の殻に含まれています。
グルコサミンは、それ単体では機能することができません。体内で、ヒアルロン酸などの成分に変化することで、役割を果たしています。グルコサミンは、ヒアルロン酸の構成要素のひとつなのです。
（※グルコサミンとグルクロン酸が交互に結合した状態を、ヒアルロン酸と呼びます。）

グルコサミンの体内摂取による働きはさまざまで、特に、関節や皮膚の組織を柔軟にし、水分を保持すると言われています。ヒアルロン酸（グルコサミン＋グルクロン酸）は、私たちの身体の中にも元々存在していますが、加齢とともにその含有量は減ってしまいます。
そこで、ヒアルロン酸をサプリメントとして摂取することによって、軟骨保護効果や美肌効果を得ることが期待されます。
特に、代謝能力が弱くなった人はヒアルロン酸を生み出しにくい身体になっているため、積極的にヒアルロン酸を摂取して、体内のヒアルロン酸量を補ってあげることが大切です。